ホームページを運営する目的は、企業サイトならお問い合わせや資料請求。ネットショップ(ECサイト)なら、商品購入が最終ゴールですよね。ECサイトのコンバージョン率の平均は1%〜2%と言われています。と言うことは、100人訪問してくれた場合、1人〜2人が購入してくれるという事にまります。
売上を伸ばすには、このコンバージョン率を上げる方法と、集客を増やす方法があるのですが、集客には、外的要素や、費用が多くかかってしまうので、まずはサイト内の改善をし、コンバージョン率を上げる事に力を入れます。
今回はその改善方法のひとつ、コンバージョンを上げる為の方法を紹介していきます。参考になりますかな?
目次
直帰率を調べる!
アクセス解析での調べ方です。Google Analyticsを開き「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」の手順で開きます。頻繁に確認する項目なので、カスタムレポートに登録しておく便利です。
ランディングページを開いたら、下記事項を確認していきます。
直帰率を調べる
直帰してしまう理由としては、下記のことが考えられます。
- 調べている情報にマッチしていない内容のページだった。
- 読んだが、次に何をしていいか分からなく別のサイトへ行ってしまった。
- 表示速度が遅く待てずに別のサイトへ行ってしまった。
2に関しては、すぐに対応できる改善策です。開いているランディングページで、「新規ユーザー」降順(多い順)にソートします。
新規ユーザーの多い順に、該当ページの直帰率を確認します。直帰率が高いページがある場合は、そのページの改善が見込めます。
具体的な改善策は?
ゴールへの誘導
企業サイトであれば、すぐにお問い合わせができるように、お問い合わせページへのリンク。電話番号や営業時間などを、そのページの文章を読み終わった時にすぐ確認できる位置に設置しましょう。そうすることで、お問い合わせ方法を確認する事なく、スムーズにアクションを起こしやすい環境を作れます。
ECサイトであれば、商品をカゴに入れるボタンに移動する為のボタンを設置する事も重要ですね。楽天やYahooショッピングを見ると画面の右下に「買い物カゴへ」というボタンが常に表示されていますね。
関連ページへの誘導
ECサイトの場合は、同じカテゴリでの似たような商品や、男性向けや女性向けと言ったような関連の商品を設置することでも、コンバージョンを高める要素になります。様々な視点から見た関連を設置して誘導してあげましょう。
ランキングの設置
ECサイトでは、売り上げランキングなど、とても参考にする人が多いです。カテゴリページで直帰率が高い場合には、是非設置しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
簡単に作業できるものだけ紹介してみましたが、このような小さなことでも設置するのとしないのでは、差が出てきてしまいます。
ECサイトで商品を探している時、複数ページを見た場合に何故このボタンをクリックしたのだろう?と、自分自身に問いかけてみてください。そこにヒントが有るはずです。
また、ホームページを修正する時は、焦らずに少しづつ改善作業を行っていきましょう。いろいろな改善策を1度に行うと、どの作業により改善されたのか、または改善されなかったのか。というのが判断できなくなってしまいます。
では。