店舗の案内動画に字幕を付けるときは音声と表示を一緒に確かめましょう

スマートフォンとパソコンで案内動画の字幕表示を確認するイラスト WEBサービス

店舗の使い方を説明する動画を見ても、音を出せない場所では内容が分からない。自動で付いた字幕の店名や数値が間違っている。撮影と編集が終わってから、こうした問題に気づくことがあります。

島田市周辺で店舗やサービスの案内動画を公開する事業者向けに、完成動画の字幕を直すときの見方を紹介します。字幕の役割は、目立つ言葉を重ねることだけではありません。音声を聞かなくても、必要な情報を読み取れるようにすることです。

強調するテロップと、音の内容を伝える字幕を分けます

動画の画面に「簡単」「おすすめ」と表示されていても、それだけでは発言の内容を伝えられません。字幕では、話している内容、話者が画面から分からない場合の区別、理解に必要な音も考えます。たとえば機器の完了音を合図にする説明なら、その合図が鳴ったことも伝える必要があります。

W3C WAIの字幕解説も、発言だけでなく理解に必要な音や話者情報を字幕の対象にしています。ここでは録画済み動画を見直す参考として使います。店舗の動画すべてに同じ法的義務があると説明するものではありません。

逆に、意味を持たない環境音まで大量に書くと、説明を追いにくくなります。音を消したときに何が分からなくなるかを考え、必要な情報を選びます。

原稿だけでなく動画を再生して照合します

編集担当へ字幕を書き出してもらい、動画の発言と並べて読みます。書き出せない場合は、再生を止めながら表示された字幕を確認します。自動字幕を使った場合も完成した内容を人が確認してください。

最初に見るのは、店舗名、商品名、価格、数量、日付、否定の言葉です。「使えます」と「使えません」では案内が逆になります。音声自体が誤っているなら、字幕だけを正しくして完成とせず、音声の差し替えや動画の再編集を相談します。字幕と音声のどちらを見たかで条件が変わらないようにします。

架空例として、「受付は16時まで」と話しているのに字幕が「18時まで」と出たとします。修正依頼には、動画の識別名、字幕が出始める時刻と消える時刻、今の字幕、正しい字幕、根拠となる受付案内を残します。例えば「00:12〜00:16の18時を16時へ修正」と秒まで示します。これは架空の時刻例です。表示時間が短い場合はそのことを添え、前後の字幕とのつながりも確認してもらいます。「字幕を修正してください」だけより、該当する一場面へ戻りやすくなります。

スマートフォンで文字と映像が重ならないか見ます

大きな編集画面で読めても、スマートフォンでは一行が長すぎたり、文字が背景に溶け込んだりします。実際に掲載するサイズで再生し、表示された文章を読み終える前に消えないか、商品や手の動きなど説明の中心を隠していないか確かめます。

一律の文字数や秒数を指定するより、読む人が追えるかを確かめます。長い発言は意味の区切りで字幕を分け、前後で助詞だけが孤立しないようにします。字幕の背景や位置を変える場合は、明るい場面と暗い場面の両方で見ます。

再生ボタンなどに隠れる場合もあるので、編集ソフトのプレビューだけで判断しません。掲載先の公開前確認ができる方法で、実際のプレーヤーを使って見ます。字幕を選択して表示する方式では、利用中の掲載先がその形式に対応しているかを確認します。

無音でも案内を言い直せるか試します

字幕を修正したら、音を消して一度通して見ます。できれば動画を初めて見る人へ、受付方法や次にする操作を説明してもらいます。字幕を読めたかだけでなく、案内の意味が伝わったかを確かめるためです。

動きや画面だけで伝えている重要な情報もあります。無音確認は、視覚情報の説明が足りるかなどすべての点検を代用しません。動画の近くに短い文章案内を置けば、見たい箇所へ戻って確認しやすくなります。ただし、文章を置いたことだけで同期した字幕が不要になったとは判断しないでください。

公開後もスマートフォンから動画を開き、字幕が表示されるか、タイミングがずれていないかを確認します。案内条件を変えたら、音声、字幕、近くの文章を一緒に見直します。完成動画の一場面を直して確かめることから始めれば、撮り直しが必要な問題と字幕だけで直せる問題を分けて相談できます。

公開する案内動画と字幕の困っている場面を整理して、LIFESEEDSのサービス案内をご覧ください。動画の確認や編集の相談は、お問い合わせからお寄せください。

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