だから集客できないんじゃね?! キーワード設定する際の重要ポイント教えるよ!
2017/05/25
来てほしい人にちゃんと来てもらっていますか?ホームページでのコンバージョン率は平均1%~2%と言われています。100人訪れてくれたら、1人か2人がお問い合わせや資料請求。または商品購入してくれるという計算になります。
え?そんなにお問い合わせもなければ購入もないよ!と思っているあなたは、もしかしたらキーワード選定が間違っているかもしれません。
来てほしい人に、来てもらえず、商品やサービスにあまり興味がない人ばかりが来ている可能性があります。
何でもそうですが、はじめから興味がある人にアプローチした方が話しが早いですよね。ホームページでも一緒です。
では、どうやったら来てほしい人に来てもらえるようになるのか?説明していきたいと思います。
現状を把握しよう!
GoogleAnalyticsでコンバージョン設定をします。
コンバージョンとは?
商用目的のウェブサイト上で獲得できる最終的な成果。
オンラインショッピングサイトならば商品購入、情報提供サイトやコミュニティサイトならば会員登録などがコンバージョンにあたる。
引用:インターネット広告用語辞典:コンバージョン
Analyticsにログイン後、メニューのコンバージョンの中の概要を開きます。
コンバージョン設定をしている場合、目標の完了数(コンバージョン数)やコンバージョン率を知ることができます。
コンバージョン率が1%以下の場合、平均に満たしていないということなので、ホームページ改善の余地が大いにあると言うことにないります。
なぜコンバージョン率が低い?
コンバージョン率が低い理由は、お申込みや商品をカートに入れる際の解説(説明)が弱い。または、そもそも興味の無い人が来ている可能性が考えられます。
商品の説明の仕方も大切ですが、商品やサービスに興味の無い人がホームページに来ても、購入や資料請求やお問い合わせをしてくれるどころか、すぐに帰ってしまいます。
1ページだけ見て帰ってしまうことを、直帰すると言うのですが、直帰数が多かったり直帰率が高かったりする。またはページを開いて数秒で戻るボタンで戻るなどした場合、Google(検索エンジン)は、お客様の求める情報がないサイトなんだ!という判断をしてしまい、検索順位を下げるという仕組みになっています。
提供している商品やサービスに興味のある人だけに来てほしい!興味の無い人ははじめから来て欲しくない!これが現実となればコンバージョン率が上がるのは予想が付きますよね。
キーワードの選定方法は?
では、どのようにしたらはじめから興味のある人たちを呼ぶことができるのでしょうか?
その答えとして、ロングテールで攻めよう!
例えば、あなたは深蒸し茶に特化したお茶の販売をしているとします。
集客する為にキーワード設定を「お茶」とした場合、どの様な事が考えられるでしょうか。
- 「お茶」というキーワードで検索エンジンの上位1〜2ページ目に出すのは至難の技。
- もし上位に表示する事ができたら凄い数のユーザーに見てもらう事ができる。
- 離脱率、直帰率が高い事が予測される。
このキーワード選定で、注意しなければいけない事は、ビッグキーワードは狙わない。という事です。
今、例であげた「お茶」とはかなりビックキーワードになります。
ビッグキーワードとは、多くの人が検索するキーワードのことを指します。よって、それらキーワードで検索上位に出す事が出来れば、多くの集客に繋がるという訳です。
しかし、同じ事を考える同業者(ホームページ管理者)が沢山いるので、競合が多い分ビッグキーワードでの上位表示は難しい。と言うことになります。ビッグキーワードを狙い続けても、上位に出なければ人はサイトに訪問できず、サービスや商品を知ることすら出来ません。
ビッグキーワードはいいことばかりでは無い
ビッグキーワードで集客しても、本来あなたのホームページに来て欲しい人達は少ないかもしれない。
何故なら、ビッグキーワードはキーワードが曖昧すぎるからです。
「お茶」の場合、お茶を飲みたいのか、お茶の歴史を学びたい人なのか、お茶の作り方を調べたいのか。様々な人がターゲットになります。
しかし、あなたが運営しているのは、お茶の販売です。
お茶の作り方を探している人の大半は興味が無いはずです。興味が無ければ、もちろんサイトを閉じますね。別のサイトを探しに行くはずです。
なのでビッグキーワードの逆、スモールキーワードを設定し集客を狙いましょう。
スモールキーワードを狙うメリットは沢山!
スモールキーワードとは、ビッグキーワードの逆で、検索数が少ないキーワードの事を指します。
検索数が少ないと人こないじゃん!!
そうです。検索する人が少ないので、ビッグキーワードでの集客に比べたら天と地ほどの差が有ります。
スモールキーワードは上位表示しやすい!
そう。検索する人が少ないから競合も少ないんです。と言うことは上位表示も割と簡単にできると言うことになります。
スモールキーワードはコンバージョンに繋がりやすい
検索が少ないキーワードとは、具体的にどの様なキーワードでしょうか?
たとえば、こんな感じです。
「お茶」で検索する人は上に書いた様に、範囲が広すぎます。お茶の何の情報を得たいのか分かりませんね。
ですが、「静岡 お茶」で検索した人は、かなり範囲が狭くなりました。
いわゆる静岡茶の何かしらの情報を探していると言う事が分かります。
さらに、「静岡 お茶 特徴」で検索する人が求める情報は静岡茶の特徴を知りたい。これ以外に無いですね。キーワードからピンポイントで求める情報を知る事ができます。
このように、スモールキーワードでの設定(対策)をすることで、目的意識がはっきりした人たちがサイトに訪問してくれるので、自然とコンバージョンも上がるようになりますし、関連ページや関連商品があれば、沢山のページを回遊してくれるでしょう。
スモールキーワードを沢山設定する
月間検索数が100のスモールキーワードを設定するとします。月間検索数が同じくらいのスモールキーワードを10個設定し、検索結果のページで全て上位表示できれば、1000回のアクセスを見込めますね。
3キーワードのみ上位表示できたとしても300回の訪問者(アクセス)を見込むことが出来ます。
これが、月間検索数が1000のビッグキーワードを狙っていたとすると、1か0という判断しかないので、中途半端に、1000回の訪問者がくるかアクセス0回。(極端ですが…)ということになります。
スモールキーワードで沢山のキーワードを設定し、アクセス数を伸ばした方が安心安全ですね。
googleアルゴリズムの改変にビクビクしなくなる
多くのスモールキーワードで設定しておけば、googleのアルゴリズムのアップデートがあったときなどに起こりうる検索結果の順位が落ちる。となった場合でも、1つや2つのキーワードで順位がさがっても残りのキーワードがアクセス数を稼いでくれるので、googleのアルゴリズムアップデートに毎回ビクビクせず、対策をすることができるようになります。
ひとつのビッグキーワードで対策していると、そのキーワードの順位が落ちると、アクセスが極端に減ってしまいます。とても恐ろしく、毎回ビクビクすることになります。
まとめ
最後に、今回の記事のポイントをまとめたいと思います。
- ビッグキーワードでの対策は人が多いので競合が多い。
- 多くのスモールキーワードで集客を狙うことで目的がはっきりしている人がきてくれる。
キーワードの選定に、細心の注意をすることで安定したアクセス数を狙うことが出来ますね。
今度は、どのようにして需要のあるスモールキーワードを見つけ出すことができるのかを記事にしたいと思います。