ホームページに載せた外部の申込先や資料ページは、作成時に正しくても、その後に移転・終了することがあります。リンクを押した先で別の事業者が表示されたり、終了した催しの受付ページに着いたりすれば、読む人は次の行動を決められません。島田市周辺の中小企業でも、取引先、支援機関、外部予約サービスなどへ案内するページは、案内の目的とリンク先を一緒に点検しておきたいところです。
ここでは自社サイト内の関連記事整理ではなく、別のサイトへ出ていくリンクを扱います。完成させるのは「どのページから、何をしてもらうために、どこへ案内しているか」と、存続・差し替え・撤去の判断を記録した外部リンク点検表です。URLが開くことと、目的の案内が届くことを分けて確認します。
先に「何をしてほしいリンクか」を書き出す
リンクの文字だけを集めると、行き先が変わった際に代わりのページを選べません。「詳しくはこちら」を「取引先の製品仕様を確認する」「外部フォームから予約する」「開催団体の受付期間を読む」のような行動へ書き換えて整理します。読者の行動が決まると、一般的なトップページで代用してよいかも判断しやすくなります。
最初はすべての過去記事を対象にせず、問い合わせや申込みにつながる固定ページ、現在募集中の案内、よく利用する資料ページから着手します。担当者がブラウザでページを開き、本文、ボタン、画像、フッターにある外部への案内を拾います。自動検査ツールを使う場合も、ツールで取得できなかった行き先は未確認として残し、人が開いて確認します。
| 点検表の項目 | 書く内容 | 判断に使う理由 |
|---|---|---|
| 掲載元 | 自社ページのURLとリンクの位置 | 修正する場所を特定する |
| 案内の目的 | 予約、仕様確認、申請条件確認など | 代わりのページが目的を満たすか見る |
| 行き先 | 設定したURLと最後に表示されたURL | 意図しない転送を見つける |
| 確認結果 | 開くか、内容と発行元が合うか | 表示だけで合格にしない |
| 処理 | 維持、差し替え、撤去、確認待ち | 担当者へ作業を渡す |
| 実施記録 | 確認日、修正日、再確認者 | 未処理と完了を分ける |
開かない・転送される・内容が変わるを分ける
一度開かなかっただけで終了と決めず、時間を変えて再確認します。接続環境の問題か、相手側の一時的な障害か、公開終了かは、画面の結果だけでは確定できない場合があります。公式サイトの案内一覧や問い合わせ先で移転を確認し、検索で見つけた似た名称の別サイトへ安易に差し替えないようにします。
転送された場合は、ブラウザに最後に表示されたURLと発行元、ページ内容を見ます。同じ組織の新しい詳細ページへ移ったなら差し替え候補になります。一方、ホームへ戻されるだけ、外部ドメインの所有者が変わっている、昔の申込みが受付終了になっている場合は、元の目的を満たしているか再検討します。自動転送があるから安全という判断はしません。
ページが正常に開いていても、募集年度、対象商品、利用条件が変われば自社側の案内文が古くなります。「申込みできます」と書いた本文と、受付終了の外部ページが組み合わさっていないかも点検します。制度や料金の条件を自社で説明している場合は、その説明の一次情報を別途確認してから修正します。
差し替え先がないときは案内の役割を戻す
以下は架空例です。ある店舗が「体験予約はこちら」というボタンを外部サービスへ設置していたものの、その受付が終了していました。予約を受け付ける別窓口が確定していないなら、サービスのトップへ付け替えるより、ボタンを外し、現時点で確認できる相談方法を案内するほうが読む人は迷いません。未定の受付を開始済みのように書かないことが大切です。
- 同じ目的を満たす公式の新ページが確認できる:URLと周辺の説明文を差し替える。
- 受付は終了したが案内を残す必要がある:終了したことを本文で明記し、現行の相談先を確認する。
- リンクの目的自体がなくなった:リンクと誘導文を撤去する。
- 発行元や現行窓口が判断できない:保留とし、確認先と次の確認日を記録する。
リンクを削除した後に「下記からお申し込みください」といった文章だけが残らないよう、前後の段落も読み直します。代わりの窓口を載せるときは、受付範囲、受付方法、対応時間が確認済みかを確かめます。担当者の推測で相手先のサービス内容を広げないようにします。
修正後は閲覧者の入口からもう一度試す
編集画面のリンク設定だけで完了にせず、公開ページを開き、実際に押します。スマートフォンでもボタンの文字と行き先を確かめ、必要な情報に着けるか確認します。外部の申込みフォームへ進む場合は到達までを確認し、テストのためだけに不要な申込みや注文は送信しません。
合格条件は、予定したページへ到達できる、発行元と案内内容が一致する、終了・変更した条件を誤って案内しない、修正箇所と確認日が記録されている、の4点です。修正URLだけを共有するのではなく、掲載元のページと修正位置も残すと、引継ぎ時の見落としを減らせます。
リンクの文字は行き先を説明する内容にします。Googleのリンクに関する公式ガイドでも、意味が分かるリンク文字が案内されています。修正後の順位上昇を約束するものではなく、読者がリンクの目的を理解できるようにするための確認です。
定期点検に組み込む範囲を決める
すべてを一度に直そうとせず、予約・問い合わせに使う外部リンクは優先的に確認し、その他は更新作業に合わせて点検します。受付期間のある案内なら、終了日に自社側を見直す予定も入れます。「最終確認日が古いリンク」と「未確認のリンク」を区別すると、次回の作業対象が明確になります。
ホームページの案内先や公開後の点検を整理したい場合は、LIFESEEDSのホームページ制作をご覧ください。修正するページと現状の困りごとをまとめて、お問い合わせいただけます。
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