ホームページ公開後90日で見直す|検索・問い合わせ・更新負担の確認項目

ホームページ公開後90日の検索と問い合わせと更新作業を4枚のカードで振り返る担当者 WEBサービス

ホームページを公開した直後は、検索順位や問い合わせ数だけで成否を決めにくい時期です。検索エンジンがページを認識する時間、季節、既存顧客への案内、営業活動の影響が重なるからです。一方で、何も見ずに半年待つと、計測漏れや更新しにくい仕組みを放置してしまいます。

本記事では、掛川市などでホームページを公開した小規模事業者が、公開後90日を「検索表示」「閲覧行動」「問い合わせ」「更新負担」の四面で振り返る方法を整理します。90日で売上を断定するのではなく、計測できる状態を確かめ、次に直す一点を選ぶためのレビューです。

90日レビューで作る成果物

最初に一枚の確認表を作ります。データを集めるだけで終わらず、観測した事実、考えられる理由、次の作業、確認日を同じ行に置きます。

確認面 見る事実 判断すること 次の候補
検索表示 表示回数、クリック、検索語、表示ページ 狙う相手の検索で見つかっているか タイトル、本文、内部リンクを改善
閲覧行動 入口ページ、次に見たページ、主要ボタン 必要な情報へ進めているか 順序、案内文、リンク位置を改善
問い合わせ 送信、電話、予約、相談内容 相談に必要な情報が届いているか フォーム項目、対応案内を改善
更新負担 更新回数、所要時間、差し戻し、古い情報 自社で正確に続けられるか 担当、承認、更新方法を改善

第1段階:計測できているかを先に確認する

数字が少ないときに、すぐ「需要がない」と結論づけてはいけません。フォーム送信が計測されていない、電話や地図へのタップを記録していない、自社や制作会社の確認アクセスが混ざっている可能性があります。まず主要行動を三つ以内に絞り、実際にテストします。

  1. 問い合わせフォームをテスト送信し、通知と完了画面を確認する
  2. Google Analyticsで対象イベントが記録されるか確認する
  3. Search Consoleで対象ページが検索データに現れるか確認する
  4. スマートフォンで電話、地図、予約、外部サービスのリンクを操作する
  5. 計測できない行動は、当面は受付台帳へ手作業で残す

Google Analyticsでは、事業上重要な行動をキーイベントとして扱えます。ただし、管理画面で設定しただけでは安心できません。実際の操作から記録までを試し、送信日時、テスト内容、記録結果を残します。

第2段階:検索順位より検索語と表示ページを見る

Search Consoleの平均掲載順位は、多様な検索、地域、端末を含む平均です。単日の上下だけで改修を決めず、表示回数とクリックの傾向、どの検索語にどのページが表示されたかを見ます。Googleの公式ヘルプも、順位だけでなく表示回数とクリックの傾向を重視するよう案内しています。

  • 事業と関係する検索語で表示が始まっているか
  • 想定外の古い記事ばかりが入口になっていないか
  • 同じ検索語に複数ページが現れ、役割が曖昧になっていないか
  • 表示はあるがクリックが少ないページで、タイトルと内容が一致しているか
  • 地域名を足すだけでなく、読者が判断したい情報を答えているか

公開から90日以内の新しいページはデータが少ない場合があります。少数の表示だけで失敗扱いせず、計測が正常か、内容が検索意図に合うか、内部リンクから到達できるかを先に確認します。

第3段階:閲覧から相談までの詰まりを一つ探す

アクセス数だけでは、読者が行動できたか分かりません。入口ページから料金、対応範囲、制作の流れ、問い合わせへ進めるかを、初めて見る人の順番で確認します。閲覧が多いのに問い合わせがない場合も、サービスが不要とは限りません。対象地域、依頼できる範囲、準備物、連絡後の流れが不足していることがあります。

問い合わせ本文も個人情報を除いて分類します。「料金を知りたい」「対応できるか知りたい」「準備物が分からない」など、相談前に繰り返し聞かれる内容は、ページ改善の材料です。問い合わせがゼロなら、フォーム自体だけでなく、電話や対面で受けた質問も記録します。

アクセスはあるのに問い合わせがない時の確認順序では、相談導線の詳細な診断を扱っています。90日レビューでは全ページを一度に直さず、詰まりが最も大きい一箇所を選びます。

第4段階:更新負担を品質指標に入れる

公開後のホームページは、営業時間、価格、担当者、サービス内容、採用情報などが変わります。更新のたびに誰へ頼むか迷う、確認が何度も戻る、スマートフォン表示を確かめられない状態は、将来の情報精度を下げます。

  • 更新依頼の窓口が一つに決まっているか
  • 変更前と変更後の文章・画像を対にして渡せるか
  • 公開前の確認者と公開後の検収者が決まっているか
  • 変更履歴と元データを残せるか
  • 担当者が不在でも更新を引き継げるか

営業時間・料金・連絡先の見直し方は日常的な情報点検を扱います。本記事の90日レビューでは、個別の更新内容より「更新を継続できる仕組み」を評価します。

改善は影響・根拠・工数で一つに絞る

候補を並べたら、影響の大きさ、根拠の確かさ、作業量をそれぞれ三段階で評価します。たとえば「フォームが送信できない」は影響と根拠が大きく最優先です。「検索順位を上げるため記事を増やす」は原因が曖昧なら後回しです。

  1. 計測不良と重大な誤情報を最初に直す
  2. 読者が次の行動へ進めない箇所を直す
  3. 更新担当者の負担が繰り返し発生する箇所を直す
  4. 改善前の値と確認方法を記録する
  5. 30日後の確認日を決め、同じ方法で比較する

Search Consoleの確認とフォーム計測の具体策は、GA4のフォーム送信とキーイベントも参照できます。ホームページ制作・改善の相談は、LIFESEEDSのホームページ制作とお問い合わせをご利用ください。

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